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解釈
2011.05.26 Thu 00:02


▼べたべた触られるのが苦手、掴まれると身構えてしまう、距離を詰められると何とも言えない圧迫感を感じます。それも結構極端に。心を開くには時間の経過が必要です。1か月で間合いを狭められると窮屈さに埋め尽くされます。触られるのは苦手な割には他人と触れ合うのは好きです。自分から行くのは好きです。咄嗟のことに反応が出来ません。心の準備が欲しいです。面倒くさい人間だっていうのは漸く自覚しました。これは性格です。このぐらいになると直そうにもそう簡単にはいかないようです。
言うべきでないことは分かっているけれど、どうしてもそれは私の許容範囲からずれる。うああ、ジレンマ。



▼上記はいきなりもやもやしたのをぶつけた結果です。取りあえずなんていうか。ちょっともやってなった。
追記にてハウルの動く城「世界の約束」の解釈です。ほぼ指揮者さんからの引用なんですけど、こんな感じで歌っているよ、みたいな。
明るい別れの歌、がコンセプトなのでね。
ちょっとそれじみた話題になると思いますので、苦手な方は追記をクリックしないように。















▼というわけで、
ハウルの動く城より「世界の約束」


涙の奥にゆらぐほほえみ              
時の始めからの世界の約束              

いまは一人でも二人の昨日から              
今日は生まれきらめく              
初めて会った日のように              
思い出のうちにあなたはいない              
そよかぜとなって頬に触れてくる              

木漏れ日の午後も 別れの後も
決して終わらない 世界の約束

いまは一人でも 明日はかぎりない
あなたが教えてくれた 夜に潜む優しさ
思い出のうちにあなたはいない

せせらぎの歌に この空の色に
花の香りに いつまでも生きて
 
   
が全体の歌詞ね。
こっから曲の解釈です。

「明るい別れのうたにしよう」というのがコンセプト。この曲は歌詞先行型で作曲されました。
前半1番目の歌詞はヘ長調で、後半2番以降の歌詞はト長調で歌われています。
ヘ長調は♭1つ、ト長調は♯1つ。
♭にいけばいくほど、幻想的で ♯に行けばいくほど現実味が増す、という曲の構成の根本にある規則があります。1番の歌詞はまだ夢見心地で。いつまでも隣にいてほしいという心情のままに歌っています。
2番の歌詞は現実を受け止めて、いない、ということを少しずつ理解してきてる。

1番最後にある「そよ風」は「あなた」で、「触れてくる」のに「触れられない」の。
いつでも一緒だけれども、どうしても見つけられないの。

間奏部分はヘ長調からのト長調への移調部分。
此処で心情の変化が表れているのよ、どこかでストン、と気持ちが落ち着いてしまったような。

ここで初めて「わかれ」という単語が出てきます。
「お別れ」なんだと、そういう気持ち。寂しいけれど、どこか明るい気持ちもあるの。
始まりが大切なら、終わりだってそれと同じ、それ以上に素敵なものなんだと思う、って理解するような。

「あなた」が教えてくれたのは、「冷たい」 夜に対して、潜んでいる優しさ。それがどんなに「暖かい」ものなのか。


「せせらぎ」は耳で
「空の色」 は目で
「花の香り」は鼻で。

「涙」 は 味で
「ほほに触れる」 のは 感触。

いつでも「あなた」が傍にいる。それを感じるのは人間の五感ともうひとつ、いわゆる第六感なのではないでしょうか。
あなたが傍にいてくれる。 それが 約束 なのではないでしょうか。


ということを思いながら29日はがんばりたいです、うにょ。

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